ザ・ベンチマーク第3回目
今回は6次化産業をテーマに行ってまいりました。
6次化とは1次産業(農・水産業)2次産業(食品加工)3次産業(流通販売)に主体的かつ総合的に関わる。それにより加工費、流通マージンなど、今まで2次・3次が得ていた付加価値を農業者自身が得て、活性させる多角経営のことです。
(1+2+3=6次・1×2×3=6次) 足し算でも掛け算でも6になります。(造語)
今回は、デリシャスファーム株式会社の今野社長様に6次化の成功、苦労、今後、理念、などを教えていただきました。トマト作って THE40年、はたして未来の農業は?
私達が話を聞く最中も笑顔で買い物に来るお客様が来店していました。
私達は6次化を見るにあたり、事前勉強をしていきました。
はたして、6次化は今後、日本に必要なのか?メリットは?成功した理由は?
「うーん、たくさんある聞きたいこと。」
デリシャスさんのカフェになります。(おいしいよ)
僕のおすすめは、プレミアムトマトジュース
カフェ内、写真手前デニムの上下が今野社長
熟練の技術者の後ろ姿・・・・挑戦から今日までそして今後を講和。
以前は普通のトマトを作っていました。ところが・・・・たまたま糖度のたかいトマトが誕生しました。土が良かった条件や、水をやるタイミングとか・・・いろいろのようです。今でも社長は水を与えるタイミングなどを考えて作っておられるのです。
「天は二物を与えず」味はいいが育てるのが難しいトマト、それがデリシャスファームさんで作られるトマトです。
難しい=誰もやりたがらない=参入しづらい。
ここがポイントです。「やるからには難しいものに挑戦、しかも売れる商品・サービスを。」
苦労し、商品を生み出し、成功をしたデリシャスさん。6次化の成功はここに鍵が・・・それから、女性のチカラも絶大と申しておりました。
サイコーのサービスはと申しますと絶対価値は元気「あ・い・さ・つ」です。これが基本!
地域貢献も大事(6次化により雇用・観光を創出)、他の生産者とも価値観を共有し、自分が持っている技術を提供。客観的に自分のつくり方も見てもらえる。仲間とやることで欠点がわかる。若い担い手に技術を継承。一人勝ちではなく地域や仲間、担い手を巻き込んでつくりあげていく。
「どれも大事なことだよなー」
トマトは、生産者の個性や感じ方で違う味になるそうです。
そこを指摘しあえる仲間(生産者たち)がいる。素晴らしい!
味は良いが形の悪いトマトでジュースやジャムなどを加工し始めました、6次化スタート
販売店です。(カフェも隣接しています。)
ジュースも本当においしい、ジャムもおいしい。ちなみに当社社長トマトジュース飲めません。しかし「おいしい、おいしい」とグビグビ飲んでいました。
もちろんトマトは絶品です。私はデリシャスさんの以前から、ファンでして、贈り物として友人、親戚に送ったり、食べたりしていました。
最後に6次化は一人のチカラでは難しい(特に高齢者)しかしこれからの日本、一次産業の活性、担い手、地域貢献、地域活性の一つの手段として必要であり、重要だと感じました。個性も大切、仲間も大切、地域も大切、異業種ですがみんな共通しております。
成功した企業の裏には計り知れない苦労が今も存在し、何に着目し、この道で進むのだという信念・今も新しいことに挑戦することで女性や若い担い手も集まると思いました。
デリシャストマトは春から初夏がハーベスト
待てますか皆様、楽しみに待ちましょう。
なにごとも、「真剣に取り組む」これでしょう。
是非お買い求めください、楽しいしおいしい
http://www.delicious-farm.com/
(いのっち)