今日から岐阜県の子供たちの応援メッセージを乗せたパッカー車が多賀城市内の震災ゴミを収集します。
当社は震災による津波で収集運搬用のトラック五台を流されてしまいましたが、そのことを知り、岐阜県の廃棄物処理業者「ジャパンクリーンサービス様」が当社に無償でパッカー車を貸してくれる提案をしてくれたのです。
それだけではありません。
なんとこのパッカー車には、岐阜県可児市・八百津町の合わせて4校の小学生160名からの応援メッセージがプリントされているのです。
「離れていても応援しています」「助け合いながら乗り越えていきましょう」など手書きの文字やイラストで心のこもったメッセージが車体いっぱいにプリントされています。
そして応援メッセージの真ん中には文字職人、杉浦誠司さんの「めっせー字」。
ひらがなの「しんらいする」が漢字の「絆」にデザインされたもの、
さらに、イラスト作家森島知子さんの元気の出るイラストがいっぱいにプリントされています。
ホント、子供たちの想いがたくさん詰まった、世界に一台の車です。
トラックを貸していただけるだけでもありがたいのに、こんな素晴らしい仕掛けまでしてくれるなんて、社員全員が驚きと感動でした。
被災地はまだまだ手がつけられていない地域も多く、長い道のりには変わりありませんが、このトラックが被災地の方々をきっと勇気づけてくれるでしょう。
本当にありがとうございます。
※22日付の河北新報にも掲載されていますので、ご覧ください。
(おばっち)