自転車部活動報告(仙台 七坂編)

こんにちは〜、おばっちです。

前回に引き続き、またもや自転車部の活動レポートで〜す。 (^^)
 
今回は、「仙台七坂めぐり」がテーマ!
 
皆さんご存知でしたか?「仙台七坂」。大丈夫です、私も全く知りませんでした。
 
ちょっとだけ知ったかぶりでご紹介すると・・・
 
1.石名坂(いしなざか)、2.茂市ヶ坂(もいちがさか)、3.元貞坂(げんていざか)
4.藤ヶ坂(ふじがさか)、5.大坂(おおさか)、6.扇坂(おおぎざか)
7.新坂(にいざか)
 
仙台七坂ということです。仙台藩の藩政時代にこのように坂に名前を付けて親しんでいたんですね。

今回は、この七つの坂を探しに自転車で探しに行ってきました。
 
まずは 1.石名坂(いしなざか)。普通に地名としても残っていますね。


 
石名坂の由来となっているお寺があります。
そこには「石名太夫」という、遊郭で売れっ子だった花魁(おいらん)のお墓がありました。
う〜ん、詳しくは分かりませんがなんかミステリアス。
 

 
 
次は 2.茂市ヶ坂(もいちがさか)。ここはパレス平安さんのよこっちょの小さい坂でした。
ほんとにここなの?と思いましたが・・・
 

 
ちゃんと地名として残っております。
辻票もあり、昔、このあたりに目の不自由な茂市という男が住んでいたのだそうです。
これも人の名前にちなんだ地名なのですね。
 

 
 
次は 3.元貞坂(げんていざか)。錦町公園の脇のところです。
ここも小さい坂ですがきちんと名前があるんですね。
 

 
 
どんどんいって、ここは4.藤ヶ坂(ふじがさか)。
片平から評定河原球場へ降りていく坂の途中に藤ヶ坂があります。
坂道の途中に「藤坂神社」という小さな神社がありました。
  

 

 
 
次が 5.大坂(おおさか)。ここは西公園の脇、大橋の手前あたりです。
 

 
 
次が 6.扇坂(おおぎざか)。ここは仙台国際センター東北大学の間の道路わきにあります。
看板もあり、ここから二の丸に登っていったんですね。


  

 
 
最後に 7.新坂(にいざか)。澱橋を尚絅学院方面に渡り、橋の下をくぐって広瀬町、支倉町方面に行く途中にあります。
  

 
ということで、七坂制覇〜!
なんか予想よりは小さな坂が多かったのですが、行ってみるとちゃんと地名として成り立っていて興味深かったです。
もっと詳しく調べたいですね〜。
 

 
(おまけ)
この日に知ったことがあったのですが、皆さんもご存じの「定禅寺通り」。
これも由来があって、ちょうどこの通りの先に「定禅寺」が実在していたそうです。
そこに行ってみると・・・・。

なんと、勾当台公園の階段、これを登ったところに「定禅寺」があったそうです。
この段差は定禅寺の境内にいくための階段の名残だったんですね〜。
(実は坂道よりもインパクト大でした。)
 
普段何も気にせずに歩く仙台のまちですが、歴史を知ると、楽しいことがたくさんあるんですね〜。
ということでレポート終了です、お付き合いありがとうございました!