今回は「物の形には意味がある」というお話です。
車のタイヤを固定している六角形のボルト。これがなぜ六角形かご存知ですか?
私は、自家用車のタイヤ交換は自分でするようにしています。が、いつもボルトを締めながら、ズルッと滑ってしまって、角が削れてしまういわゆる‘なめて’しまいます。
「このボルト三角形だったら、こんなこと絶対ないのに!」と、いっつも思っていました(怒)。
しかし、調べてみると六角形には、きちんと意味があるようです。
私が調べた、三角形・四角形・五角形・八角形が使われなかった理由、見ていきましょう
●三角形
→スパナ、ペンチなど、両側からはさむ工具でも回せるように平行な部分がないのは×
●四角形
→平行があるのはOKですが、スパナなどではさみ直しながら回す場合、90度スパナを回転させないとはさめない。狭い場所だとキツイ。なので×
●五角形
→三角形と同じ、平行部分がないので×
●八角形
→四角形同様、平行部分はありますが、こちらは角がなさすぎて、力が加えづらい=角がなめやすい。よって×
以上のような理由で六角形に落ち着いたようです。
これを調べてみたら、少しスッキリしました。
次回からは、感情的にならずタイヤ交換ができそうです(笑)。
ちなみに六角形は英語でヘキサゴン=「hexagon」というのだそうです。
なんか聞いたことありますね。
(カマーチョ監督)